岡谷の太鼓道場・世界の太鼓博物館

昔、人類は太鼓で言葉をしゃべり、そのリズムは伝達信号として生活上必須の道具でした。
そして今、世界各国にそれぞれ特徴ある太鼓文化を興し連綿と息づき、現代に生きています。
日本をはじめ中国、タイ、シンガポールなどアジア各国、アメリカ、カナダ、イタリア、フランスなど欧米諸国など世界80カ国以上から約7000点の太鼓を取り揃えています。
ここ、世界の太鼓博物館では、ただ展示されている太鼓を見るだけでなく、太鼓道場で実際に太鼓を打つ体験ができ、また太鼓作りの工場も併設されていますので、太鼓を作る所から見ることができます。

お問い合わせ先
世界の太鼓博物館
住所
岡谷市神明町2-5-16(御諏訪太鼓会館)
電話番号
0266-23-6146
FAX番号
0266-23-8832
アクセス情報
【車】
・中央自動車道–岡谷IC–約5分
・中央自動車道–諏訪IC–約40分
【電車】
・JR中央本線–岡谷駅下車–タクシーで約10分
定休日
土・日・祭日
営業時間
午前9時から午後4時
入館料
大人350円 中学生以下300円
※太鼓体験については事前予約および別途料金が必要となります。
 詳細につきましては予約時にご確認頂きますようお願い致します。
HP
http://osuwadaiko.com/home

『ゴジラ-1.0』山崎貴監督インタビュー

諏訪地域にとって『ゴジラ-1.0』が特別な作品であるとこから「諏訪シネマズ」に認定されました

諏訪シネマズ6号認定式でのあいさつ

素晴らしいロケ地で撮影させていただきました。あの建物を残していただけたことは本当にありがたいです。僕は昭和の時代の映画の撮影をすることが多いのですが、どうしても同じ場所で撮影をすることが多くなってしまうんです。今回、うちの制作スタッフが「まだ映画の撮影で使われていない素晴らしい場所があるのでぜひ見てもらいたい。」ということで、旧岡谷市役所庁舎を見たら、見たこともないような素晴らしい保存状態で、建物の構造が願っていたようなものでした。
新しいものをどんどん造っていくことも大切なことなんですけど、昔からある素晴らしい美しい建物を工夫しながら今に残す、あるいは活用していくことは僕らがこれから考えなくてはいけない大事なことだと思います。そういう意味ではロケという形で使わせていただいたことでご縁が生まれた訳なのですが、願わくば、映画界のためにも、あるいは日本の建築の歴史と資料の発展のために残していってもらいたい。我々がまた撮影に来た時に貸していただければありがたいと思いますし、建物自体も1階の部分と2階の部分、あるいは小さい部屋みたいなところがあるのですが、いろんな撮影ができるような状況になっていまして、それぞれが特徴的というか、非常に個性がありました。かつ、見ただけでもこれは昔からある、というかその時代にお客さんがタイムスリップできるような素晴らしいリアリティを持った建物なのでこれからも残していただきたいなと思います。

 

インタビュー

 

 

 

 

 

Q.旧岡谷市役所庁舎をロケ地にした決め手は何ですか

今回は本当に建物の素晴らしさです。窓の縦横比が現代の建物より細長い感じで、今の規格とは全然違うので、どうしてもそういう建物が今はほとんど残っていないんですよ。窓のバランスがいいのと、外装も内部も素晴らしく、特に1階にはカウンターがあって…という所が決め手です。

Q.旧岡谷市役所庁舎の尺が数分なのかなと思って映画を拝見させていただいたら割と長くて…

結構な尺で、3シーンですからね、ネタバレになるので内容は言えないですけど。地元のエキストラの皆さんにも参加してもらって、いい感じのシーンが撮れました。

Q.岡谷市のお気に入りは何かありますか

岡谷の蒸さないうなぎがすごくおいしかったです。蒸さない関西風の方が好きなんですよ。
諏訪地域って関東風と関西風の中間にあるらしくて、関東風なのか関西風なのかっていうのを結構チェックしてから関西風って書いてあるところに食べに行っていたんですよ。
東京では食べられないんで、岡谷のぱりぱりしたうなぎがお気に入りです。

Q.岡谷または諏訪地域で映画を撮影するならどんな話を撮影されますか

諏訪湖は恐竜が発見されるにしては小さいですよね。でも湖があるってことがやっぱり非常に大きなことだと思うので、それにまつわる何かですよね絶対に。河童は…違うかな。諏訪湖は御神渡りですよね。クリーチャーじゃなくて神様系になっちゃうと中々映画に落とし込めないんですよね。諏訪の湖って神聖なものでしょ。何かなー諏訪湖に沈んでいたUFOを出すとか。沈んでいそうな気がする。数千年前に沈んでいたUFOでどうでしょう。

Q. 松本市美術館での「山崎貴の世界」では絵コンテの多さが印象的でしたが、VFXのためなのでしょうか

美術館に展示していた絵コンテはごく一部ですよ。監督で絵コンテ描くのは樋口真嗣監督かな。樋口監督って元々絵コンテライターとしてのキャリアがすごいある人なので。実写の監督であまり絵コンテ描く人っていないかもしれないですね。
VFXのシーンって現場で撮っただけじゃ終わらなくて、いろんなところにいろんなことをお願いして最終的に仕上げていかなきゃいけないんで、最終的な絵のイメージが見えていないと混乱しちゃうんですよ。どこを作ったらいいのかとか、何を作ったらいいのかとか。VFXの仕事をする以上は最初の基準になるのが絵コンテです。いろんな人たちが共通項で「これを作るんだね」っていうのが分かるベースとなる絵が必要なのでそれは絵コンテを描かざるを得ないんですけど、でもお芝居のところは描かないです。お芝居のところはやっぱり役者さんがその場で見せてくれるものが一番新鮮だしおもしろいんで、絵コンテ描いてがちがちに決めず、自由に動いてもらった方が生き生きとするんで描かないですね。絵コンテがたくさんあるって言うのはVFXがたくさんあるからです(笑)

映画の撮影前に助監督とスーパーバイザーが「絵コンテ」「絵コンテ」ってずっと言っているんですよ。「絵コンテ早くください。」「絵コンテないとできません。」「絵コンテがまだできてないんでボトルネックになってます。」「締め切りもとっくに過ぎています」ってずっと言ってるんで大変なんですけど…仕方ないですよね。絵コンテができて初めて美術部が「じゃあどこまでやるか」「じゃあこっからはCGがやる」とかそういう戦いが始まるんですよね。絵コンテができていないと戦いも始められないんで初めにやらないと怖いんですよ。

今回のゴジラもすんごい描きましたね。そりゃそうですよね、VFXだらけですからね。もう大変でしたよ。描いても描いても終わらなくて。

Q.『ゴジラ-1.0』の旧岡谷市役所庁舎のシーンではどこにVFXが使われたのでしょうか

ちょこちょこっとやっていますけど、でもそんなに使ってないです。もう撮るだけで本当に素晴らしい建物だったのでそこは本当にありがたかったですよ。余計なVFXをやらずに済んだので。
2階の窓を開けてバルーンがバーンとあがるとことかは使っていますけど、全体を通して最もVFXを使わなかったシークエンスです。それはやっぱり建物がちゃんとしているんで後で修正したりとかしなくて済んだっていうのは大きいですよね。

では、旧岡谷市役所庁舎のVFXで苦労したことはあまりないですか

隣にすごくきれいなカノラホールがあったので、窓から見た時に途中まではちゃんと過去なのに、途中から超現代になっているので、その超現代を画面上から消さなきゃいけないのはちょっと大変でしたけどね(笑)中庭もちょっと延長しています。

Q.今回の映画はどこに一番注目して見てほしいですか

全部です。瞬きしないで見てください(笑)

何もない時代というか、本当に全てを失ってしまった日本にゴジラが現れた時に、ほとんど装備がない状態のなかでどうやって人間があれほどの脅威に立ち向かっていくんだろうっていう姿から学べるものは多いんじゃないかなと思います。そこから何かを感じ取ってもらえればいいのかなと思います。こっちでこういうメッセージがあるんですっていう映画ほどつまらないものはないと思うんで、受け取っていただいたものが我々のメッセージだと思います。

Q.撮影に入る時のルーティンワークやパワー食は

パワー食で言うと媚びを売るようでなんですけど、うなぎは大分食べますね。ロケ地が今回、岡谷と浜松と茨城なのですが、まあ茨城はさすがにうなぎはないんですけれど残りふたつのロケ地がうなぎ天国じゃないですか。だからもう、昼の撮影で終わる時とかは夜になったらあらゆるうなぎ屋さんのうなぎ情報を交換して語っていましたね。そうじゃないとやっていけない。うなぎ力を使わないと。
うなぎでロケ地を選んだわけじゃないですよ、うなぎ中心に選んだわけじゃないです(笑)今回のメインロケ地3か所のうち2か所がうなぎ天国だったって言うのは僕的に非常にありがたかったです。撮影中も色んな所に行きましたよ。

Q.『続Always三丁目の夕日』にもゴジラが出てきましたが今回のゴジラと違うところは

あの時に表現できるというかレンダリングできるポリゴン数からはるかに数字があがっているんで、専門的な話になりますけどやっぱり細かさが全然違いますよね。あの時はこんな楽しいことは自分でやらなきゃと思って自分でゴジラを造形したんですよ。今回も自分で作りたかったんですけど、すごいうまい人がいたんで血の涙を流しながら委ねようと思って。ある程度まで作ったものに彼がものすごいディティールを付け加えて、細かなバランスを変えてくれたりしてくれて新しいゴジラができたんですけど、どう考えても自分よりうまいんで腹立たしいですよね(笑)
自分よりはるかにうまいって人を探してくるのは人材を探してくるときのポイントなんです。ある技術をある程度自分で勉強すると、目利きとしてもよくなるんですよね。例えば陶器を作る人がある程度修行を続けると、人間国宝みたいな人がいかにすごいものを作っているかっていうのが分かるようになるじゃないですか。だから自分である程度作れるようになってくると、このゴジラを作った人がどれほどの技術を持っているのかっていうのがすごい分かってくるんですよ。圧倒的なうまさっていうか、どうしてこれができるのか分からないレベルの造形力のある人間が作ってるんで、自信を持ってお送りできるんですけれど、悔しくてしょうがない(笑)
いつか自分の作ったゴジラを出したいと思うんですけど、でもそれは三丁目の夕日の時にやってるんですよね。当時僕の周りに僕よりうまい人いなかったんですよ。世の中にはいたのかもしれないですけれど、俺が作るって言ってだれも反対しないだけの技術は持っていたので。監督だから誰も何も言えなかったのかもしれないけれど(笑)自分で作って、できたゴジラを皆が「CGでもゴジラできるんだねって」言ってすごく喜んでくれていたの見て、これ俺が作ったんだよなあっていう喜びがありました。
三丁目の夕日の時のゴジラは100万ポリゴンくらいあったんですよ。100万ポリゴンを超えるとちょっとコンピューターが動かなくなっちゃったんだけど、今回は数億ポリゴン、3億か4億くらい。だからもう全然、桁が2つ違うんですよ。だから僕が見ても信じられないくらいディティールが複雑になっていて、ある程度拡大しても大丈夫なんです。多分AIが拡大していると思うんですけど、大きくしていってもある程度はAIが補完していってくれるんで、普通はぼけちゃうんですけどでかくしても全然平気なんです。

 

最後に岡谷市のみなさんへメッセージをお願いします

岡谷産の、岡谷でできたシークエンスのある映画なんですよね。ご当地映画と言っても過言じゃない(笑)

岡谷の誇る旧市役所庁舎。本当にありがたく、映画の中盤部分の撮影ができたので確かめに行きながらも、見るというより体験・体感してほしい。劇場で初めて100%、従来の映画になるのでぜひ劇場で見ていただきたいです。


 

 

 

 

 

 

 

監督・脚本・VFX 山崎 貴
<プロフィール>
1964年長野県松本市生まれ。
CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者。
『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』等の映画を製作。

 

 

 

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2023年 岡谷市内紅葉情報(11/6更新)

岡谷市内の紅葉スポットの紅葉状況をお届け!!

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色付きから見頃、落葉までの様子を写真でお届け!

フォトギャラリーはこちらから

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出早公園

11/6
落葉も目立つようになりモミジの赤い絨毯が広がりつつあります。
紅葉も今週末まででしょうか・・・

 

11/2
社叢付近も色付き見頃ピークを迎えている出早公園です。

10/31
秋晴れが続きますね。
色づきも良くなり今週末の3連休は賑わいそうです。

10/26
池周りはそろそろ見頃を迎えそう。
社叢付近はまだ青葉が多いです。

 

10/22
日ごとに色みが増しています。

 

10/17
まだまだ青い葉が多いですね

 

10/11
朝晩の冷え込みと共に秋めいてきました。
少しづつ色づき始めました。

横河川

11/2
深紅に染まる横河川。陽の光を浴び一層輝きを増す桜紅葉。

 

10/31
茜色に染まる横河川沿い。

 

 

10/23

10/17
上部より赤みが増してきました。シロサギもお散歩中??

10/11
桜は春だけじゃない!秋の桜紅葉も見逃せませんよ(^^)/

御野立公園

11/2
落葉がはじまっています。林道は黄金色染まっています。

 

10/23
入り口付近、池の周りはキレイに彩られています。
 

10/17
さわやかな秋風の中、鳥のさえずりを聞きながら静かな園内を散策。
池の周りは色づいてきました。

 

10/11
静かな紅葉スポット。

紅葉2023(出早公園・塩嶺御野立公園・横河川)

岡谷市内にある紅葉スポットの色づき始めから見頃、落葉の様子です

出早公園

11/6

11/2

10/22

10/17

10/11

 

御野立公園

11/2

10/23

10/17

10/11

横河川

11/2

10/23

10/17

10/11

出早公園もみじ祭り
2023年10月27日(金)~11月10日(金)【終了いたしました】

今年も赤や黄に彩られる出早公園に出かけましょう(^^♪

日増しに秋の深まりを感じるようになりました。
例年10月下旬頃から公園内のオオモミジやイロハモミジ、500~600本余りが
黄色や赤やオレンジに色づき始め、11月中旬にかけて見頃になります。
10/27(金)~11/10(金)の日程で出早公園もみじ祭りが開催されます。(主催:愛楓会)
お祭り期間中の土、日、祝日は社務所にてお札、お守りの授与、そば落雁の販売があります。
愛楓会のみなさんから湯茶の接待も!
*社務所開所時間:午前9時~午後4時まで
夜間のライトアップもしています。

今後、徐々にホームページ上にて市内の紅葉情報をお届けします🍁


(写真は去年の様子です)

 

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【車】長野自動車道岡谷インターから約3分
料金所を出て信号を右折し国道20号バイパスを佐久方面へ。
3つ目の信号「出早」を左折すると神社の鳥居が見えます。

【駐車場】公園南側に普通車約30台、大型バス3台駐車可能(バス専用スペースはありません)
東側に普通車約10台駐車可能   ※無料

【お問合せ】岡谷市商業観光課 TEL 0266‐23‐4811
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鶴峯公園のつつじ

川岸村(現在の岡谷市川岸)に、元片倉製糸の所有地で、昭和のはじめに公園化して鶴峯と名付けられた土地がありました。 昭和十一年秋、一帯の1.6ヘクタール余りの土地を川岸村に寄付し、村ではこれを記念して園内に三百株のつつじを植える事にしました。

そこで、つつじを埼玉県安行から購入したのだが、安行側の勘違いで貨車三台分(3万株)のつつじが送られてきました。 そのつつじの量に村中は大騒ぎ。だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。 つまり、この”勘違い”がつつじの名所を生んだのです。

戦後、鶴峯公園管理委員会を設置、本格的整備が進められ、中部日本一のつつじの名所となりました。 全山を埋め尽くすつつじは、三十種余り、三万株。実に見事で最盛期にはつつじ祭りが開かれます。

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【イベント情報】 鶴峯公園つつじ祭り  5月上旬~中旬

つつじ

岡谷市の市花にもなっているつつじ。 一口につつじといってもたくさんの種類があり、花の色も赤、白、橙など様々です。 岡谷市では鶴峯公園などで、その様子を見ることが出来ます。 鶴峯公園では、30品種3万株のつつじを有しており、中部日本一の名所となっております。

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HP
https://www.kanko-okaya.jp/enjoy/heritage/%e9%b6%b4%e5%b3%af%e5%85%ac%e5%9c%92-2/

紅葉

紅葉シーズンになると、出早公園ではもみじまつりが開かれます。園内150種の草木が赤、黄、橙など様々な色で秋の訪れを感じさせてくれます。

HP
https://www.kanko-okaya.jp/enjoy/park/%e5%87%ba%e6%97%a9%e5%85%ac%e5%9c%92/

スカイラインミュウジアム

1997年4月誕生の日本車では初となる単一車種の自動車博物館。 1957年の初代発売以降、次々と革新的な技術を搭載し、たくさんの人々に愛され続ける名車スカイライン。その魂たちがあなたに語りかける、ここはまさにサンクチュアリ――スカイラインの聖地である。

HP
http://www.prince-skyline.com/

岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)

製糸工場を併設する、世界に類の無い博物館。愛称は、工場(Factory)のイメージとシルクの真実(Fact)を伝えたいたいとの意味を込め、「シルクファクトおかや」としました。

HP
http://silkfact.jp/