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岡谷美術考古館

岡谷美術考古館では、絵画、彫刻、工芸、書など郷土の優れた美術作品と、市内遺跡から発掘された縄文時代から平安時代までの豊富な土器・石器類を展示しています。国重要文化財に指定されている顔面把手付深鉢形土器や、岡谷市出身の武井直也など郷土出身の優れた芸術家の作品を所蔵しています。

お問い合わせ先
岡谷美術考古館
住所
〒394-0027長野県岡谷市中央町1-9-8
電話番号
0266-22-5854
アクセス情報
●交通案内●
【車】
・中央自動車道–岡谷IC–約10分
・中央自動車道–諏訪IC–約40分
【電車】
・JR中央本線–岡谷駅下車–タクシーで約5分
定休日
毎週水曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
営業時間
午前10時から午後7時
入館料
大人350円(250円) 小人150円(100円)
( )内は10名以上の団体料金
HP
http://www.okaya-museum.jp/

ロマネット

ロマネットとは、ローマ(ROMA)と熱湯(NETTO)を組み合わせた造語です。
浴場の歴史はローマに始まります。それは一日の心身の疲れを癒し、文化にひたり、スポーツに興じる巨大な社交場でありました。ロマネットは古代浴場に学び、市民生活の中に根づいた温泉施設を目指しております。

HP
http://okaya-romanet.jp

小坂公園(小坂観音院)

諏訪湖を望む丘の上にある名刹で、公園としても親しまれています。 境内には弘法大師のお手植と伝えられる柏槙の大樹、樹齢数百年の椹並木(共に市の天然記念物)があります。
またあじさいの名所とも知られており、昭和44年に斜面に紫陽花を植えたのがはじまりで、以降紫陽花は繁殖をすすめ、紫陽花に囲まれる寺院となりました。梅雨明けの7月上旬頃から800株のあじさいが満開となり、訪れる人々を楽しませてくれます。
ここから紫陽花越しに眺める諏訪湖は絶景です。
小坂公園は木々に囲まれていて、ムササビやモモンガも生息しています。運がよければ見られるかもしれませんね。

あじさい

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紫陽花は、その土地の土壌の性質によって色が変わる、非常に面白い花で、別名「七変化」とも呼ばれています。その土地によって青、白、紫など色とりどりの花を見ることができます。
梅雨のじめっとした空気も、この花々を見れば、一気に爽快になる事でしょう。

由布姫あじさい祭り

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初夏から梅雨明けの7月半ばになると、諏訪湖側の園内一面に800株ものあじさいが咲き誇ります。

最盛期になると紫、青、ピンク、白など色とりどりの花の絨毯で埋め尽くされ、諏訪湖沿いの県道からも観ることができます。

諏訪湖を望む高台で彩り鮮やかなあじさいをお楽しみください。

開催日
7月上旬~下旬

お問い合わせ
岡谷市商業観光課
TEL 0266-23-4811 FAX 0266-23-6448
岡谷市観光協会
TEL 0266-23-4854 FAX 0266-23-6448
小坂公民館
TEL 0266-23-9730

住所
岡谷市湊4-15-22
電話番号
0266-23-4811
アクセス情報
【車】
・中央自動車道–岡谷IC–約15分(約8km)
・中央自動車道–諏訪IC–約25分
【電車】
・JR中央本線–岡谷駅下車–タクシーで約10分(約5km)(徒歩約50分)
【バス】スワンバス
詳しくは、バス会社又は岡谷市役所商業観光課までご連絡ください。

③ 旧林家住宅

~製糸家林国蔵の居宅 経営の営みを伝える~

製糸家であり実業家であった初代林国蔵の居宅。茶室と洋室が隣り合わせに接し、金唐革紙の和室がある貴重な文化遺産。国重要文化財。

初代林国蔵は、糸商人だった父林倉太郎の後を継いで製糸業に乗り出しました。明治9年に、平野村天竜川畔に官営富岡製糸場を模して20人繰器械製糸場をつくり、天竜製糸場と称します。明治12年片倉兼太郎、尾澤金左衛門と共に開明社を組織し、共同揚返場を設けるなど製糸技術の改良を図りました。

林国蔵はまれにみる実業家で、製糸業のほか、明治24年には鉄砲店を経営、鉄砲の製造販売を行いました。また、このころ製糸燃料不足が問題となるや諏訪薪炭株式会社を創設し、横川御料林の払い下げを受けたり、東筑摩郡西条炭の炭鉱採掘、また常磐炭鉱採掘もおこない、さらに通信業にも関わるとともに、中央東線開通運動にも奔走するなど公共のために尽力しました。

住宅は、イチヤマカ林製糸所の工場敷地の北側にありました。主屋と離れの座敷、茶室、洋館に分かれ、主屋の南側には繭倉庫の形式をとどめる土蔵が並んでいます。とくに希少価値が高いのは、西洋装飾の芸術、「幻の金唐革紙」と呼ばれる壁紙が張り巡らされている離れの2階の和室です。金唐革紙は欧米の建物の壁紙として輸入されていたもので、和室に使われることは一般になかったことです。天井・壁・襖・床の間の壁に全て金唐革紙が張り巡らされており、荘厳な雰囲気を演出しています。全国的にも貴重で、保存のよさもあり、「今はすっかり忘れ去られてしまった金唐革紙の宝庫として日本の近代建築史上にきわめて重要な価値をもつ」という評価も得ています。

また、迎賓館的な位置づけの離れである洋館は商談相手やお客様をもてなすために、洒落たつくりになっています。洋館の玄関が公的な、事業上の来客の玄関でした。洋館の玄関ホールに入ると、右に小さな扉があります。この扉を開けると・・・なんと茶室が!西洋式の玄関から入ってきたお客様にちょっと驚いてもらうユニークな心遣いです。

お問い合わせ先
岡谷市生涯学習課(0266-23-4811(内線1233))
住所
岡谷市御倉町2-20
電話番号
0266-22-2330
定休日
毎週水曜日、祝日の翌日、年末年始(12/29~1/3)
営業時間
9:00~16:30(12月~2月末は10:00~15:00まで)
※冬期の11月4日~3月31日は土日祝日のみの開館となります。
入館料
おとな580円、こども270円、
(団体10人以上の場合 おとな 370円、こども110円)
諏訪郡内6市町村小中学生・岡谷市内在住在学高校生は無料
HP
https://www.city.okaya.lg.jp/soshikikarasagasu/bijutsukokokan/643/441/442/7192.html

⑥ 旧山一林組製糸事務所・守衛所

~糸都岡谷の歴史と新たなシルクブランを伝える~

大正10年に建築された旧山一林組製糸株式会社の事務所棟と守衛所建物です。国登録有形文化財。

山一林組製糸は明治12年創業で、岡谷でも5指に入る大製糸工場でした。昭和2年には、市内に本工場314釜、第2工場284釜、第3工場300釜、諏訪郡永明工場356釜、伊那郡伊奈富工場436釜、県外にも埼玉県熊谷工場320釜、千葉県我孫子工場365釜、静岡県沼津工場540釜、愛知県稲沢工場551釜の合計9工場3,966釜という全国第6位の釜数を誇る大工場でした。昭和4年には林組製糸株式会社、23年にミハト製糸株式会社、36年信栄工業株式会社として精密業に変わり、47年に閉業しました。

山一が後世に語られる時、昭和2年に製糸工女の争議舞台になった「山一争議」を抜きにはできません。同争議は戦前の製糸工場争議では国内最大級であり、19日間に及びました。当時は経済状況が悪く、国内各地で争議が発生した時代でした。今日、現存する事務所・守衛所建物と塀の一部は当時のままで、歴史景観の一部が今に残されている貴重な生き証人であるといえます。

大正10年に建てられた事務所は、全盛期の製糸業をしのぶ数少ない建物として貴重です。木造2階建て、外観は洋風ですが屋根は和瓦で葺かれており、寄せ棟屋根の正面は切り妻破風の屋根を掛け、変化がつけられています。外壁は茶色のタイルが前面に貼られ、柱型が洗い出し仕上げ、外部開口窓は上げ下げ窓で、基礎部分は石貼りで仕上げてあり、一見すると鉄筋コンクリート造りにも見えます。

現在は、絹工房として、絹織物研修・制作に利用されています。「岡谷絹」は、その洗練されたデザインと手織り独特の風合いから新たなシルクブランドとして注目を集めている。岡谷絹を実際に自分で織ることができる機織り体験(要予約)や各種製品の販売コーナーが見どころ。

お問い合わせ先
岡谷市役所 商業観光課(0266-23-4811)
住所
岡谷市中央町1-13-17
定休日
岡谷絹工房:毎週月・水・木・金曜日、盆時期、年末年始
営業時間
9時30分~16時まで
入館料
機織り体験  2000円 約30分 材料費込み

⑦ ㊉(まるじゅう)アートコクーン〈元金上繭倉庫〉

~製糸業のシンボルの一つ繭倉庫~

製糸工場の原料繭は購入してから繰糸までの間、貯蔵が必要です。機械製糸発足の当初は、繭は居宅の2階か土蔵に置くのが普通でした。しかし、従来の土蔵は換気が悪くカビが生じる心配がありました。また、明治18年に尾澤金左衛門宅で火災が起こり、繭を焼失し大損害を被ったことから、繭専門の倉庫を建築する動きが高まりました。昭和初年には市内合計105棟の繭倉庫が存在し、白壁土蔵造りの4・5層から6層の建物は幾百もの煙突と共にシルク岡谷の象徴となっていました。

この繭倉庫は、旧サスダイ中村甫助製糸所の繭蔵であった建物で、卸業の㈱金上が昭和32年に敷地ごと譲り受け、令和3年まで倉庫兼事務所として使用していました。間口8間、奥行5間の3階建て。白漆喰塗り仕上げの木骨土蔵造りで、切妻造りの大屋根には当初、諏訪地方特産の「鉄平石」が葺かれていました。繭の自然乾燥に適した多窓式や、3階建ての規模から明治前期の建設と推定され、繭倉庫草創期の古い形式が見て取れます。各窓には鉄の雨戸がつけられていましたが、太平洋戦争中に供出、現在は軒と木柵が独特の表情を作っています。

その後、岡谷市に現存する希少な3階建て繭倉庫の保存・活用するため、一級建築士事務所・総合建設業の㈱サイトが譲り受け、柱や梁(はり)など構造材を生かしながら構造補強をして木造2階建てに改修しました。建物がある敷地一帯を「㊉(まるじゅう)アートコクーン」と名付け、リノベーションした繭蔵にはレコード店が入っている。

外観見学OK
レコード店「CELLAR RECORDS」営業時間13:00~20:00(火・水曜定休)中は店内見学可。

住所
岡谷市本町2-5-7
駐車場
店舗東側の道路向駐車場 12台

⑧ 蚕霊供養塔(照光寺)

~製糸発展のために犠牲になった蚕の霊を慰める~

蚕霊供養塔が建立されたのは昭和9年です。この当時の岡谷地方は、世界不況のあおりを受け、製糸工場は休業・倒産するところが多くありました。人々は職を失い、路頭に迷う者も出るなど、経済の咲紀域にも心を痛める状態でした。

こうした折、製糸業関係者は製糸発展のために犠牲になった蚕の霊を慰め、蚕神を祀り蚕糸業の発展を祈念するため、蚕霊供養塔建立を思い立ち、各界に呼びかけました。諏訪製糸研究会会長小口善重ほか18名が発起人として選ばれ、建設費を人々の寄付に頼りました。その結果3万人にも及ぶ人々からの浄財を得て建立の運びとなりました。

建立地は製糸家の多くが檀家でもあった照光寺境内と定め、昭和9年7月28日着工、11月15日竣工しました。総工費は5千円(当時)であったといいます。

供養塔は総ヒノキ造りで、銅板葺きの二重塔、基壇積石14尺四方、高さ5尺の美濃石を使い、堂塔建築様式の組物である三手先(屋根を支え軒を飾る3段の木組み)とし、緩やかな勾配、古風な宝輪・水煙共に優美です。

本尊は馬鳴菩薩で、木造総高1尺5寸7分。美濃石の基礎の下には寄付帳(工女の名前や5銭、10銭、等の金額も記載)、建設の経緯を記録した資料、当時の新聞や雑誌などを収めた瓶が埋められていました。

この後蚕霊供養塔奉賛会を結成、昭和10年4月29日第1回の御開帳を行い、以後毎年法要厳修の蚕糸祭を行っています。

住所
岡谷市本町2-6-43

横河川桜並木

横河川の桜

川を挟んで両側の堤防沿いに長く続く桜のトンネルと残雪が残る鉢伏山が花見客の目を楽しませてくれます。ソメイヨシノを中心に約400本の桜が連になっており、川原には親水公園もあります。
横河川の上流は岡谷市の大切な水源であり、上流一帯はその豊かな自然、水の清冽さから、水源の森百選にも認定されています。また、横河川河口には、冬になると多くの白鳥が訪れます。
※河口から出早公園まで約4km

4月17日 横河川

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【イベント情報】 横河川さくら祭り  4月上旬~中旬

 

まゆちゃん工房

まゆちゃん工房 

まゆ人形づくりなど「繭」を使った工作体験ができる工房です。
まゆの持つ質感や特性を楽しみながらオリジナルの作品作りに挑戦しましょう!

※団体様(10名以上)の場合は事前予約が必要となります。

【メール】
hakubutsukan@city.okaya.lg.jp

お問い合わせ先
岡谷蚕糸博物館
住所
〒394-0021 岡谷市郷田1-4-8
電話番号
0266-23-3489
FAX番号
0266-22-3675
定休日
毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)
祝日の翌日、12/29~1/3、その他臨時休館日あり
営業時間
午前9:00~午後4:00
(但し12時~午後1時までは体験できません)
入館料
蚕糸博物館見学の場合は入館料がかかりますが、まゆちゃん工房のみの場合は入館料はかかりません。
製作する品により、製作費(まゆ人形 1個300円)が別途かかります。
HP
http://silkfact.jp/

諏訪湖

諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は、海抜759m、湖周15.9km、面積13.3km2の信州一大きな湖。かりんや桜の並木に彩られ、湖畔では散策やジョギング、湖上ではボートや釣りを楽しんだりと、人々の憩いの場として親しまれています。諏訪湖ハイツ・岡谷湖畔公園からみる諏訪湖は、富士山、八ヶ岳と四季折々様々な魅力にあふれています。